害獣駆除の料金相場は?見積もりを分けて読めば、高いか安いか自分で決められる

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ライフハック
天井の点検口から屋根裏を確認する害獣駆除の作業員

屋根裏の音が気になって調べ始めて、たどり着いた先で、また悩んでいませんか。「結局、どこに頼めばいいのか」「いくらかかるのか」「だまされたりしないか」。

もう大丈夫です。その悩みは、この記事で解消できます。金額の見方、見積もりの読み方、業者の比べ方まで、全部ここで分かるようにまとめました。

先に結論です

害獣駆除の料金は、「相場は○万円です」とは言い切れません。

なぜなら、駆除をする動物や駆除をする場所など、そのときどきで違うからです。

サイトによって書いてある金額がバラバラなのは、間違いではありません。入っている作業が、会社ごとに違うからです。

だから、この記事では正確な金額はわかりません。
ただ、どのくらいの見積もりになるかを説明します。

読み終わるころには、次の3つができるようになります。

  • 金額の幅が広い理由が分かる
  • 見積もりを見て「何にいくらか」を分けられる
  • 高いか安いかを、自分の家の条件で決められる

そのうえで、最後に業者の比べ方も紹介します。

まずは、ちょっとした見積もりだけを確認したいなら、見積もり無料の累積相談実績数40,000件以上!の【見積もり・現地調査無料!最長10年保証 害獣駆除『駆除ザウルス』】を確認するだけでも安心感が違いますよ。

害獣駆除の見積もり

広告でよく見る「○円〜」という表示。あれは、いちばん安い場合の入口の金額です。

多くの場合、その金額に入っているのは「調べること」と「追い出すこと」くらいまでです。あとから必要になる作業は、別料金になりやすいです。

別料金になりやすい作業は、たとえば次のものです。

  • 入口をふさぐ工事(動物が入ってきた穴をふさぐこと)
  • フンや巣の掃除と消毒
  • 壊れた断熱材(天井裏の綿のような材料)の入れ替え

もう1つ、金額の単位が、会社ごとに違うことです。

  • 家全体で「総額○万円」と出す会社
  • 広さで「1平方メートル○円」と出す会社
  • 穴1か所で「○円」と出す会社
  • 作業1回で「○円」と出す会社

単位が違えば、数字だけ比べても意味がありません。比べるべきは「入口の安い数字」ではなく、「自分の家で、全部やるといくらになるか」です。

費用は5つに分けられます

見積書は、次の5つに分けて読むと分かりやすくなります。下の金額は、公開されている複数の業者の内訳をもとにした目安です。

項目何の費用か目安
現地調査費家を見て、動物の種類と入口を調べる費用無料がほとんど。有料でも1万円くらいまで
駆除作業費追い出しや捕まえる作業の費用ネズミの場合で5万〜15万円くらい
封鎖費入口の穴をふさぐ工事の費用5万〜20万円くらい。穴1か所なら数千円〜3万円くらい
清掃・消毒費フンや巣を片づけて、消毒する費用3万〜10万円くらい
修繕費断熱材や天井など、壊れた部分を直す費用別料金が多い。断熱材の入れ替えは金額が大きく動きやすい

保証は金額の項目ではありません。
でも「再発したときに、無料で直してもらえるか」を決めるものです。お金と同じくらい価値があります。

駆除代金の相場

費用の目安は、作業の範囲で分けて見ると、だいたいの場所が見えてきます。

層1:追い出しが中心の、軽い場合

  • ネズミ:約3万〜15万円
  • ハクビシン・イタチ:約5万〜15万円
  • コウモリ:約3万〜10万円

層2:穴ふさぎ・掃除・消毒まで全部やる場合

  • ネズミ:約15万〜30万円
  • ハクビシン・イタチなどの中くらいの動物:約15万〜40万円
  • 家の状態によっては、20万〜50万円になる例もあります

ずいぶん幅が広いですね。でも、これは「だいたいこの辺り」という目安としては、正直な幅です。

実際に払った金額のデータも、公開されているものがあります。

  • ある施工会社の利用者調査(41件)では、平均は65,800円、いちばん真ん中の人の金額は48,500円でした
  • 一戸建ての施工実績を集めた集計(228件)では、平均は57,475円でした

どちらのデータでも、半分くらいの人は「10万円まで」で収まっています。逆に言えば、残りの半分はそれ以上かかっています。違いを分けるのは、被害の広さと、穴ふさぎや断熱材の工事がどれだけ必要かです。

早く動くほど、安く済みやすいです。見つけてすぐの時期なら3万〜10万円で済む例が、1年以上放っておくと15万〜50万円以上になる例も、公開情報の中にあります。動物が増えて、汚れる場所が広がるからです。

業者3社の比べ方

ここからは、実際に名前を挙げて比べます。比べたのは、次の3社になります。

  • 駆除ザウルス
  • ハウスプロテクト
  • 害獣BUZZ

3社に共通しているのは、自社で施工する会社だということです。人を紹介するだけの窓口ではありません。頼んだ会社が、そのまま工事に来ます。

一方で、料金の見せ方は、はっきり分かれました。

項目駆除ザウルスハウスプロテクト害獣BUZZ
運営AAAアライアンス(4社のグループ)株式会社GROWTH株式会社リブシー
料金の見せ方金額を公開している非公開。要見積もり非公開。要見積もり
表示価格害獣は種類を問わず税込25,000円〜なしなし
調査・見積もり無料。ただし「いるかどうかだけ調べてほしい」場合は有料無料。出張費も0円無料。出張費も0円
対応エリアほぼ全国(北海道・沖縄・一部地域を除く)関東・関西・東海・中四国・九州(北海道・東北・北陸・沖縄は対象外)関東・関西・東海・中四国・九州(北海道・東北・北陸・沖縄は対象外)
保証最長10年。ただしネズミなどは最長5年最長10年最長10年
保証書公式サイトに「お渡しします」と明記あり公式サイトでは確認できなかった公式サイトでは確認できなかった
受付24時間・365日24時間・年中無休24時間・年中無休(早朝・深夜は受付だけの場合あり)

駆除ザウルス

『駆除ザウルス』のいちばんの特徴は、3社の中で唯一、金額を公式サイトに出していることです。

害獣の種類を問わず、税込25,000円から。広さごとの目安も出ていて、30平方メートルまでなら25,000円、60平方メートルまでなら50,000円、という具合です。穴をふさぐ処理は1か所5,000円、ワナでの捕獲は25,000円と、追加の作業の値段も書いてあります。

全部の家にこの通り当てはまるわけではありません。公式サイトにも「目安」と書いてあります。それでも、値段の物差しが1社あると、ほかの会社の見積もりが高いか安いかを考える手がかりになります。

注意点も書いておきます。「動物がいるかどうかだけ調べてほしい」という頼み方は、有料になります。調べるついでに見積もりまで出してもらうなら無料、という線引きです。

保証は、見出しでは「最長10年」です。ただし公式サイトの細かい説明には、ネズミ・イタチ・コウモリなどは「最長5年」と書いてあります。屋根裏で多いのはネズミです。ネズミなら5年、と読むのが正確です。再発したときは、追加の費用なしで、もう一度作業します。保証書も渡されます。

また、家の造りなどの理由で保証を付けられない場合は、契約の前に伝える、と公式サイトに書いてあります。言いにくいことを先に書いてあるのは、判断材料になります。

[公式サイト:見積もり・現地調査無料!最長10年保証 害獣駆除『駆除ザウルス』]

ハウスプロテクト

ハウスプロテクトは、もともとリフォーム(家の修理や改修)をしている会社が母体です。広告から施工まで自社で行い、間に入る会社がない分、費用を抑える仕組みだと説明しています。

料金は、公式サイトに出ていません。電話でも、おおよその金額は出さない方針だそうです。理由は、動物の種類と被害の様子と家の広さで決まるので、家を見ないと正しく言えないから、と説明されています。

その代わり、公式サイトには「最初に出した見積もり以外に、追加の費用はかからない」と書いてあります。掃除・消毒・穴ふさぎまで見積もりに入れること、夜中や早朝でも割増料金がないことも、公式の説明にあります。

見積もりが高いか安いかは、1社だけでは決められません。ここは「金額を先に出さない代わりに、見積もり後の追加がない」ことを売りにしている会社、と理解してください。

保証は最長10年で、期間内に再発したら無料で対応します。ただし、保証の長さは家の築年数や工事の内容で変わり、詳しくは現地調査のときに説明する、という形です。保証書を出すかどうかは、公式サイトでは確認できませんでした。契約の前に、書面でもらえるかを聞いておくのが安全です。

[公式サイト:ネズミ・その他害獣の侵入経路を徹底封鎖!【ハウスプロテクト】]

害獣BUZZ

日本有害鳥獣駆除・防除管理協会という業界の協会に入っている会社です。施工はすべて自社で行います。1年間に1,000件以上の施工をしている、と公式サイトに出ています。

料金は、こちらも非公開です。「安すぎる料金や、根拠のない数字は書きません」と、公式サイトではっきり言っています。安い数字で客を呼ぶやり方はしない、という宣言です。

調べる費用や出張費は、すべて0円です。見積もりを見て断っても大丈夫で、クレジットカードでの支払いもできます。

保証は最長10年です。期間内に再発したら無料で対応し、保証の期間中は点検や補修も無料で行う、と書いてあります。ただし保証の長さは、築年数や工事の内容で変わり、現地調査のときに伝えられる形です。保証書を出すかどうかは、公式サイトでは確認できませんでした。ここも、契約の前に書面の確認をおすすめします。

[公式サイト:害獣BUZZ]

保証は「何年か」では比べないでください

保証の見出しは、どの会社も大きな数字を出します。「最長10年」は、その中でも目立つ数字です。

でも、さきほどの駆除ザウルスの例を思い出してください。見出しは10年でも、ネズミは5年でした。数字の大きさだけで比べると、読み間違えます。

保証は、次の4つで比べてください。

  • 自分の家の動物では、何年になるのか
  • 直してもらえるのは、工事をした場所だけか、家全体か
  • 保証書という形で、紙やデータでもらえるか
  • もう一度工事をしてもらえる回数に、決まりがあるか

このうち「工事をした場所だけか、家全体か」は、今回比べた3社の公式サイトのどこにも、はっきり書いてありませんでした。

書いてないことは、悪いのとは違います。ただ、契約の前に聞かないと分からない、ということです。保証の範囲は、見積もりの金額と同じくらい大事です。契約書に書いてあるかまで、確認してください。

見積もりのときに使う、確認リスト

現地調査に来てもらったとき、その場で使えるリストです。

  • 見積書は、項目ごとに分かれて書かれているか(「一式」は避ける)
  • 項目ごとに、数がいくつ・単位は何か・1ついくらか、が書かれているか
  • あとから増えるお金があるとしたら、どんなときで、上限はいくらか
  • 家の中の調査では、屋根裏まで上がって見てくれるか。写真を残してくれるか
  • 今日中に決めれば安くなる、と言われていないか

最後の1つは、とくに大事です。その場で安くする代わりに、今日中に契約させる。これは、国民生活センターも注意を呼びかけているやり方です。

たとえば「500円から」という広告を見て呼んだら、作業のあとに約15万円を請求された、という相談が実際に寄せられています。

訪問販売の形で契約した場合は、クーリング・オフといって、8日以内なら契約をやめられる決まりがあります。困ったときの相談先は、消費者ホットライン「188(いやや)」です。電話番号を覚えておくだけでも、慌てずに済みます。

頼む前に、自分で減らせる費用もあります

全部を業者に頼む前に、公的な助けでまかなえる部分がないかも見てください。

動物を捕まえる作業は、自治体(市役所など)の事業として行われる場合があります。その部分は、自分の負担にならないことがあります。

ただし、穴をふさぐ工事や、掃除・消毒、壊れた部分の修理は、たいてい自分の負担に残ります。「市役所に頼めば全部無料」という話ではありません。線引きはここです。

お金の補助(助成金)があるかどうかは、住んでいる自治体で大きく違います。役所の窓口や公式サイトで、自分の地域の決まりを確かめてください。

もう1つ、費用を抑える確実な方法があります。複数の会社に見積もりを出してもらうことです。

そのときの注意は1つだけ。総額だけを比べないでください。さきほどの5つの項目がそろっているかを見て、同じ項目どうしで比べてください。項目がそろえば、高い・安いの理由が見えてきます。

よくある質問

害獣駆除に、保険は使えますか?

火災保険などでまかなえるかは、保険の内容と被害の内容によります。一般には、動物の駆除そのものは対象になりにくいです。動物が壊した部分の修理が対象になる場合があります。加入している保険会社に、契約の内容を確認してください。

賃貸の家では、費用は誰が払いますか?

まず、管理会社か大家さんに連絡してください。自分で業者を呼んでしまう前に、連絡が先です。動物が入るような家の壊れ方が原因なら、貸している側の負担になることが多いです。ただし契約の内容にもよります。

市役所に頼めば、無料で全部やってもらえますか?

もらえません。捕まえる作業までは自治体の事業になる場合がありますが、穴ふさぎや掃除、それに修理は自分の負担に残るのが普通です。

見積もりは、本当に無料ですか?

比べた3社は、現地調査と見積もりは無料でした。ただし駆除ザウルスは、「いるかどうかだけ調べてほしい」場合は有料です。頼み方で扱いが変わることがあるので、申し込むときに確かめてください。

まとめ

相場は、覚えるものではありません。見積書を分けて読んで、自分で判定するものです。

金額の幅が広いのは、作業の範囲が広いからです。入口の安い数字に引っぱられず、5つの項目に分けて、総額で比べてください。

比べる会社に迷ったら、まず値段の物差しを持てる会社から調べると、全体が見えやすくなります。

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